devie999’s diary

多趣味のうちご飯の割合が高くなってきた人。

地獄の夜

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一晩地獄を見た。これ数日とか一生とか続くの?嫌だなぁと思いながら我慢した。落ち着いてから脳裏にずっと浮かんだ言葉は「私の血が、汗が、涙がデザインできるか」。石岡瑛子は素晴らしい。

不本意ではない、それにしても嫌すぎる夜。

これはきっとお酒を飲み過ぎて死んでる夜の、慕いまくりな人間(恋愛感情とかなり似て非

なるから心底困っている)と一緒に居過ぎた版だ。用量は守らないといけない。

 

私が新卒で配属された職場で上司の隣の席にいたのがその人。私は目が死んでいる男性がとにかく好きなのだが、その人の第一印象はまさに「目が死んでるなぁ」だった。

一緒に社内勉強会に参加しようと誘われてから距離が近付き、ある時何がきっかけだったか写真が趣味だと話をしたり、カメラの購入相談に乗ってもらううちに更に仲良くなった。その人が他の案件に異動になるまでほとんど私のメンターだったようなものだと思う。

 

久しぶりに会えるなら何でもするし忘れるためにも何でもする。パーソナルジムに通って体を鍛え、オケの練習に没頭して考えすぎないようにした。

昨日一緒に食事をしている時、「よく週末に練習する体力、時間があるね」と言われた。あなたには一番言われたくないですよ誰のせいで、と言いかけたけど堪えた。私は偉い。

 

お互い同業に転職し、立場は随分変わってしまった。関係性もこれから変わるのだと思う。

毒の塊ながら、あんまんみたくふんわり優しい人だ。でも異動先での休職や転職活動、今の職場での激務っぷりであまり調子が良さそうには見えない。

かなり気を使いながら関係を構築してきた相手だ。この人とのそれに関しては何の負い目も無いし節々での自分の選択や振る舞いに心の底から感謝している。

 

何を書きたかったのだっけ。とにかく特殊な感情で慕う相手と過ごすのは嬉しさの後に副作用が来るのだ。別にに寝たり一線を超えたのでは無いが、ここ数年の自分のモチベーションの少なくない部分を占めていて、どうにも消化出来ないことに一晩かけて気付き泣く羽目になった。