大阪大阪
そろそろ大阪に行かないと頭がおかしくなりそうだった。
リモートワークで発狂する直前にすべり込み。
サムネはホテルに飾ってあった絵。好き。
一日人と大阪を歩き通し、夜はギターの弾きすぎで腱鞘炎になったと言う久しぶりの友人とずっと話していた。
電話なんて珍しいねぇと言われたけど久しぶりの連絡が「腱鞘炎に気を付けろ」なのも中々だぞ。
たまに一緒に山中の温泉へ連れて行ってもらってるけど最近行けてませんね。
週末に空き地で映画を観たり好きな音楽を持ち寄ってるからタイミングがあったらおいでと言われた。
大阪へ向かう道中で岡本太郎の『自分の中に毒を持て』を半分まで読んだ。
私の好きな文章の一つに方丈記の冒頭がある、
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
だから人生楽しいのだよと普段ならニマニマしながら読んでるけど、やることが増えるとたまにそれが牙を剥いて「流れない川は澱む!進まない者は必ず退き!」とプレッシャーに変身する。
最近はゆっくりしようとするとすぐ「澱む…!」と一人で焦るのが困りごとで、楽しめるものもうまく楽しめない。『自分の中に毒を持て』はその煮詰まりの答え合わせになりそう。
積読になる前に読み切ろう。