devie999’s diary

多趣味のうちご飯の割合が高くなってきた人。

引き続き

生命力低め。睡眠と食事と運動とお仕事だけをやっている。

この2週間、二つ良いことがあった。

一つ目。タゴールの詩集『ギタンジャリ』。知人の家に遊びに行った時、家の諸々が済むまでの暇つぶしと思って開いた。とんでもない本だった。今の自分の生命状態を一気に華やかにしてくれる言葉の並び。知人はこれから自分たちが何するのか分かって読み入っているのか、才女才女と呆れて皮肉って来たが、この気持ちも劣情も両立に決まってると喧嘩しながら途中まで読んだ。しばらく一人の時はこれを読む。

二つ目。恵比寿映像祭。恵比寿エリアで開催されている映像作品の展示イベントで、今回は知り合い数人との感想戦のために参加した。良かったのは上海のアーティスト、ルー・ヤンの作品。最初上映ブースに入った時に映し出されたのは男性の目と耳と口が抉れ、首や脳の各組織も順番に消滅して行くシーン。青いガラスが割れるような描写なので血や肉が飛ぶわけでは無いが、それなりに怖かった。後で説明を読むと、生命倫理神経科学、宗教、哲学etc...をテーマにした作品らしい。友人達との感想戦の後、もう一度全編を観たが。途中怖くて吐きそうになったが、結果観て良かった。好奇心が復活してきた。

グルメとある程度の本能を満たすことを最優先してるけど、食欲とその他の本能のバグり方が

連動してるのはまずいと思う。それがかなり落ち着いてきて、本や展示に集中したいと思えたのは良い変化かも。

元々の知人や、これから共通の知人が増えそうな相手に手を出す人間の気心は全く知れないなと思った。